★1898 ポルトガル 1000レイス銀貨 インド航路発見400周年 NGC MS62
大航海時代、1498年、ポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路発見の偉業を顕彰した記念コイン。この発見によって、それまでオスマントルコなどによって阻まれていた東南アジア各地との直接交易が進み、ポルトガルはいち早く繁栄を謳歌しました。
コインおもて面は400年後の国王カルロス1世(在位：1889～1908)とアメリア王妃の並んだ胸像です。当時のポルトガルは大植民地ブラジル独立などでかつての覇権はすでに失われて、財政難と政治的混乱の時代でした。10年後1908年カルロス1世は暗殺され、共和革命によって王制が廃止(1910)されました。
このコインは代表的鑑定会社NGCによりMS62（未使用品）と判定された美品です。ポルトガルの栄光を偲ぶ19世紀末、王政時代の大型銀貨で貴重なものだと思われます。
年号：1898 国名：ポルトガル 額面：1000レイス 発行：30万枚 材質：SILVER 品位：0.917 重さ：25.0g 直径：約37mm 鑑定：NGC MS62

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